スノーボードのデザイン
スノーボードの板を購入する際、デザインって重要ですよね。
長さ、形状、硬さに加えデザインも込みで板を選ぶ方も多いと思います。
ソールのデザインに関しては諦めるしかないですが、デッキ面に関してはステッカーを貼ったり、痛板のようにカッティングシートでカスタマイズしたりと色んな方法がありますが、今回はスプレーで塗ってしまう方法をご紹介。
スプレーで塗っても簡単に元に戻すことが出来るカスタムです!
塗って剥がせるラバースプレー
剥がせるスプレーって知ってますか?
普通の塗料と違い、乾いたらゴム状になり、元に戻したいときには簡単に剥がせるので失敗を気にせずに使える新感覚のスプレーです。
この剥がせるラバースプレーは鉄、アルミ、プラスティック、ガラスなど様々なものに使え、耐久性もあるため主に車のボンネットやホイール、バイクなどのイメチェンに使われていることが多いです。
ラバースプレーをスノーボード板に使う!
車に使った場合、洗車機に入れてブラシを回しても剥がれないという耐久性。
熱や寒さにも強く汚れや傷防止にもなります。
実際にスノーボードに使ったコツや注意点をご紹介します。
デッキ面を綺麗ににする
どんな場所に塗装をする場合でも、まずは塗る場所を綺麗にしてください。
脱脂といって油分を取ってください。
脱脂をすることで塗装も剥がれにくく綺麗に塗ることができます。
脱脂の方法としてカー用品店などで売ってる、パーツクリーナーやシリコンスプレーを使うことをおすすめします。
塗らない部分をマスキング
塗装の必要がない、エッジ、サイドウォール、インサートホールをマスキングします。
100均で売っているマスキングテープなどで十分です。
インサートホールは穴の数だけネジをすればきれいに塞げますが、自分は適当なのでマスキングテープを丸めたものや、ティッシュを丸めたものを詰めてます。
コツとしてはサイドは一気に貼ってしまい、ノーズとテールの曲線は細かく貼るときれいに貼れます。
エッジは念の為ソール側まで折り返しておきます。
塗装開始
塗装の仕方は普通のスプレーと一緒です。
薄く塗る→乾かす→薄く塗る→乾かすの繰り返しで、一度に塗らずに数回に分けて薄く塗ってください。
今回使用したスプレーはこちらのマットブラックです。
意外にすぐに無くなるのでまとめ買いがお得。
今回は全部で4回塗りました。
4回塗って3分の2くらいの量を使用。
塗装完成
4回塗ってマスキングを剥がした状態です。
マスキングを剥がす際は注意してください。
完全に乾いてからマスキングを剥がすと、塗ったラバーまで一緒に剥がれてしまう可能性があります。
もう塗装の必要がないと思ったら塗り終えてすぐ(乾かないうちに)マスキングを剥がしてください。
乾いてない状態でマスキングを剥がすと綺麗に剥がれます。
ステッカーを貼って完成
単色のままでもいいですが、ステッカーやデッキパッドなどを貼ればオリジナルの強いものになります。
修正も簡単なラバースプレー
昨年はシーズンはじめにスプレーをして、GWまで剥がさずに滑りました。
耐久性はありますが、何日か滑っているとさすがにエッジ付近から少し剥がれたりしました。
しかしラバースプレーなら簡単に修正出来ます!
それもラバースプレーのメリット。
やり方は簡単!
剥がれた場所に再度スプレーするだけ!
元のラバーと同化すると言えばいいでしょうか?
修正する際の動画を作ったので見てもらえればなんとなくわかるかと思います。
剥がれてしまった箇所を中心にステッカーの上からざっくりスプレーして大丈夫です。
塗り方は薄く数回。
乾燥したらステッカーに付いたラバーを指で擦るとボロボロ取れます!
擦り過ぎると指が痛くなるので注意してください。
剥がせば簡単に元通り
元に戻したくなったり、違う色で塗り直したい場合はラバーを剥がすだけです!
フィルムを剥がす感じで一気に剥がせます。
塗装が薄い場合は剥がしにくいのである程度厚めに塗る方がいいです。
厚く塗るほうが耐久性も増します。
※補足
実験的にスノーボードにラバースプレーを使ってみたら思ったより良い結果になったので今回ご紹介しました。
ラバースプレーの色も沢山あるので、使い方によってはバイカラーに塗装したり、ステッカーの代わりに直接ペイントしてみたり、デッキ面に関してはオジリナルのデザインが楽しめると思います。
ラバーが保護の役目をしてくれるので板にビンディングの跡が付くこともありません。
ムラになりにくく修正も簡単、板も保護出来て、剥がせば元通り。
失敗しても簡単に元に戻せるのでデッキ面のデザインを変えたい方はチャレンジしてみてください。
コメント
こちらを拝見して挑戦しようと思いました。
差し支えなければラバースプレーは油性と水性どちらを使用しましたでしょうか?
コメントありがとうございます。
使用しているのは油性の物になります。
失敗しても剥がせば元通りですし、修正も簡単、デッキ面も保護できるのでおすすめです!
回答ありがとうございます!
挑戦してみます!