スノーボードを始める前に準備するもの(持っていた方がいい物)ゴーグル編

ゴーグルはスノーボードで最重要アイテム！

以前に書いたインナーに次いで重要なアイテム。

スノーボードを始める前に準備するもの(持っていた方がいい物)インナー編

初めてスノーボードを始めるには何が必要か？初めてスノーボーを始めるには最低限必要なものがあります。...

それはゴーグルです！

なぜゴーグルが重要なのか？

理由は簡単、視界が奪われたら滑れないからです。
もう一つは目の保護があります。

視界が奪われるとはどういうことか?

1.晴天の時、太陽からの紫外線が雪面に反射され、直接目に入ってきます。
これによって目が日焼けをして目があけずらくなったり、凹凸が見えにくくなったりします。

2.逆に悪天候で雪が降っている時は、雨の中傘をささないのと同じで、当然前が見にくく、視界が奪われます。

3.スピードが出ると、風で目が乾いたり、目を開けにくい状態になるので、視界が奪われます。

4.ゴーグルを付けていても、ゴーグル内は密封状態になり外気と内気の温度差で曇りやすくなります。ゴーグルが曇ることで視界も奪われます。

1～3のようにゴーグルをしないと目に負担がかかり視界が奪われます。
そして4のようにゴーグルをしていても視界を奪われることがあります。
ゴーグルが曇る曇らないは、性能の差が大きいです。ですので曇りにくいゴーグルをオススメします。
視界が奪われることによって、人にぶつかったり、崖に落ちたり、凹凸がわからなくて転倒したり、危険が増えると思って下さい。

ゴーグルの選び方

安いゴーグル、高性能なゴーグル様々なゴーグルがあります。
何でも良いからと安いゴーグルを購入することはオススメしません。

スノーボードはゴーグル、ブーツ、インナーだけはある程度高性能なものを選んで下さい。
性能が高くなると金額も上がりますが、性能の良いものを買うことで滑りやすさ、快適性、安全性が向上します。

レンズの種類

ゴーグルで一番重要なレンズ。
このレンズにも様々な種類がありますが、わかりやすいところだと色です。
レンズの色は使用する状況下に合わせたものになってます。
晴天用、悪天候用にゴーグルを2つ、もしくは替えのレンズを2つ持っておくと便利です。

クリアレンズ

光はほとんど遮らないため、日中や晴れの日は眩しいと思います。
裸眼に近い状態でよく見える為、ナイターなど光が少ないときに使うと非常に見やすいです。

ブルー系レンズ

コントラストが高くなり、凹凸が見やすくなります。
光をある程度カット出来るので晴天時から曇天時まで使えますが、晴天時には眩しいと感じます。
曇天、降雪時に使いやすいレンズです。

オレンジ系レンズ

晴天時から降雪時まで使いやすい全天候型。
迷ったらオレンジというくらい定番で間違いない色です。

イエロー系レンズ

悪天候、降雪時、ナイター等の暗い時に使いやすいレンズ。
裸眼に近い状態で、明るく凹凸もはっきり見ることが出来ます。

ピンク系レンズ

晴天時から降雪時まで使いやすい全天候型。
オレンジ同様万能タイプ。コントラストも強く凹凸がはっきり見えます。

グレー・ブラック系レンズ

晴天時にもっとも光をカットし見やすくしてくれます。
光を大幅にカットしてしまうので、悪天候、曇天時、ナイターでは逆に視界が悪くなってしまします。

ミラー系レンズ

上記のレンズの表面にミラー加工をし、光の透過率を調整したもの。
昔は晴天用のミラーレンズでしたが、現在は曇天時、降雪時でも見えるオールラウンダーなミラーレンズが主流になってきています。
外から目を見られたくない人はミラーレンズを選ぶと良いです。

レンズの形

レンズの形は「平面レンズ」と「球面レンズ」の２種類。
フレームは「フレームあり」と「フレームなし」の2種類。
全てにメリット、デメリットがあります。

平面レンズと球面レンズ

平面レンズは、一般的にフレームがやわらかくて顔にフィットしやすい。レンズと目の距離が近いことから、視界が歪みにくい。

球面レンズは、衝撃に強く耐久性に優れていることや、レンズと目の距離が離れている為ゴーグル内が曇りづらい。ただし湾曲している為、視界が歪みやすい。

どちらにもメリット・デメリットがあります。

フレームありとフレームなし

フレームありは昔からあるゴーグルの基本形。
フレームに守られているので強度が強く、レンズも外れにくいです。
そのためレンズ交換はコツが必要です。

フレームレスは近年登場した新しいタイプのゴーグル。
フレームが無い分視野が広くフレームに雪が溜まりません。レンズ交換も簡単な物が多いです。

近年の流行りはフレームレスです。